こんにちは、西明石Officeの司法書士川村です。
最近、銀行のカードローンを借りる人が多いようですね。
よくニュースや新聞で取り上げられています。
銀行のカードローンを抱えた方からの破産申立書や個人再生申立書の作成の依頼も
増えています。
消費者金融は、貸金業法という法律で総量規制(年収の3分の1までしか借りれない)がありますので、
なかなか新規に貸し付けができない状況です。
その一方で、銀行のカードローンはその規制の対象外なのです。
だから、消費者金融で借りれない人達が銀行のカードローンに流れているのでしょうね。
銀行のカードローンは、銀行だから安心、という印象を受けますね。
たしかに、普段、普通預金でお金を預けているところであれば、借り入れの申し込みをするのも
気持ちの面でのハードルは低いかもしれませんね。
消費者金融より借りやすい印象があります。
しかし、ひとたび支払いができなくなったら、保証会社が銀行に代位弁済をして、
その保証会社から請求されることになります。
そして、その保証会社というのが消費者金融なんですね。
だから、銀行から借りたとしても、払えなくなったら最終的には消費者金融から督促がきます。
銀行のカードローンも注意が必要ですね。